やっぱり憧れる?!国際結婚のリアルなあるあるをご紹介します。

グローバル化は年々進んできており、国際結婚をする人は世界中で増えてきています。

国際結婚に憧れる人も多いかと思いますが、常に新しい知見や発見があり楽しい反面、苦労も多いのが国際結婚です。

国際結婚だからこそ起こりうること・・・

国際結婚だからこそ、同じ国同士のパートナーとでは経験できない習慣や問題がたくさん発生します。

今回はそんな国際結婚カップルでのあるあるをご紹介していきたいと思います。国際結婚等を考えている方には是非参考にして貰えたらと思います。

ちなみに私たち

私たちはベトナムと日本の国際結婚カップルです。お互いに国際関係に関わる仕事をしていることもあり、職場では様々な国の国際結婚カップルの知り合いがいます。

色々な国を含めて、共通して出てくる”あるある”を今回はご紹介していけたらと思います。

やっぱり憧れる?!国際結婚のリアルなあるあるをご紹介します。

それでは早速、国際結婚のリアルなあるあるをご紹介していきます。

日によって国の食事が決まる?!

国から遠く離れても故郷の味を忘れるのは難しく、定期的に自国の食事は取りたくなるものです。

国際結婚カップルによっては日によって国の料理が決まっていることも少なくないです。

お互い譲歩しながら食事を決めていく必要があるのです。

定期的な専門店への買い出し

国によっては材料が手に入りにくいため、定期的にその国の材料が売っているお店へ買い出しへ行きます。

このようなお店は中々見つけるのが難しいですが、私たちは1時間程度掛けて定期的に買い出しへ行っています。

帰省が大掛かり

パートナーの国に年1回は帰る国際カップルが多いのではと思いますが、国の場所によっては金銭的にも時間的にもかなり大掛かりになります。

その為の貯金や仕事の調整が必要になってきます。

親戚への通訳になりがち

国際カップルではどちらかが2か国語流暢に話せない場合、お正月などの家族の再会時に一方が一日中通訳になりがちです。

お互いに相手国の言語を学ぶのはコミュニケーションを取る上で大切になってきます。

お正月が忙しい

お正月になると、場合によっては国を跨いで自国の親戚とパートナーの親戚に挨拶周りをすることになります。

ただでさえ忙しいお正月ですが、国際結婚のお正月は数倍忙しくなることを覚悟しておいた方がよいでしょう。

旧正月の場合はお正月が2回に!

中国や韓国、ベトナムといった国では旧暦を使っているため、お正月は旧正月(春節)である2月頃になります。

そのため、国のペアによってはお正月を2回行うことになり、12月~3月ぐらいは体が休まらない時期となります。

お正月の名称

旧正月(春節)のことを、中国では「チュンジエ」、韓国では「ソルラル」、ベトナムでは「テト」と言います。

ベトナム「テト」の様子

結婚の手続きが大変

国際結婚をする場合の手続きは、役所に行って印鑑をポンっと押すだけで出来るものではなく、色々な書類が必要になってきます。

国に行って書類を持ってきたり、大使館に何度も足を運ぶ必要があります。

お互いに社会人として働いていたりすると、結婚の手続きをするだけでも何か月も掛かったりしてしまいます。

結婚式も大変・・・

結婚式もその国毎にやらないといけない事があるため、こちらも金銭的、時間的、体力的に大変になってきます。

私たちが結婚した年は一年中結婚式や婚姻式を行っていました笑。良い体験になるのは間違いないですが、大変です。

また、式自体も色々な国から来客が来るので、式を進行する言語だったり食べ物や催し物など考えることが山のように出てきます。

ベトナムでの結婚式の様子

パートナーの言語を学ぶ(しなければならない!)

結婚をすると相手国の親戚との付き合いはとても大事になってきます。コミュニケーションを図るためにもパートナーの言語は日々学んでいく必要があります。

日々空いた時間に勉強できるように、パートナーの国の単語帳は常時携帯です。

言い合いになっても聞き取れない(時がある)

国際結婚でも(だからこそ?)喧嘩はもちろんするのですが、お互いにネイティブの言語を使って話していないと、重要なところが理解できなかったり、聞き取れなかったりします。

特に怒っている時は、文法や発音が乱れがちなり、収拾が付かなくなってしまう場合もちらほら・・・。

喧嘩すると2か国語が飛び交う?!

さらに喧嘩が白熱すると、自国の言葉で相手に理解できないのを知っていて使うカップルは多い気がします。

国際カップルでの喧嘩はお互いに相手を理解するように歩み寄らないと大変なことになりがちです。

離婚率が高い

故に離婚率はどの国でも高くなりがちです。言葉の壁、文化の壁は思っている以上に厚いです。

国際結婚の離婚率が高い理由

病院や宅配便で名前を確認される

国際結婚をすると苗字や名前が変わる場合があるのですが、病院や宅配便等で今までではなかった”名前の確認作業”が入ることがよくあります。

電話予約で名前を聞き返される

電話予約をする際に、外国の名前を使うと何度も聞き返されることが多々あります。

日本ですとカタカナ語は間違えやすい上に、カタカナを正確に発音しないと間違って伝わってしまいます。

日本のニックネールで予約してしまうことも多々あり

上記故に、国際カップルは面倒が起こりやすい外国の名前でなくその国の名前を使ってレストランの予約等を行うことが多いです。

「子供はハーフだね!」と言われがち(日本では)

国際結婚カップルだと分かると、”子供がハーフだから可愛いね”と言われることが多くなります。

日本ではハーフはまだまだ珍しいので、よく言われるのだと思いますが、こちらは海外に行くとあまり言われなくなります。

国のことばかり聞かれる

国際結婚カップルだと分かると、国のことを本当によく聞かれます。

自分がいかに自身の国についてあまり知らないことがわかったりします。国際結婚を考えている方は自身の国についての理解を深めておくと良いかもしれません。

子供の教育方法のオプションがありすぎて迷う

国際結婚カップルの子供は国籍やパスポート、育てる国や育てる言語など、特殊なオプションがたくさんあります。

また、なかなか周りに教育方法の事例を探すのは難しく、同じ国同士の子供に比べて、色々なことを考える必要があります。

まとめ

いかがだったでしょうか?国際結婚をすると、実際にしてみないと分からない”あるある”がたくさんあります。

大変な事や面倒くさい事は多いですが、その分誰も体験したことがないような面白いことも多く、国際結婚の醍醐味かと思います。

是非、国際結婚を考えている方は参考にして頂けたらと思います。

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Jenny

Jenny

ベトナムのフエ出身。高校卒業後、日本の国立大学へ進学。 大学卒業後は日本の観光業の仕事に携わる。2020年にベトナムへ戻り、ベトナム法人 HD Global Consulting Co.,Ltd. を立ち上げる。 ベトナムから日本とのビジネス支援を行っている。

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