ミニストップのハロハロとフィリピンのHALO-HALOの違いをご紹介します。
暑ーい夏が来ると無性に食べたくなるアイスクリームやかき氷。その中でも今回紹介するのはミニストップから販売されている「ハロハロ」!アイスクリームとかき氷、フリーツをミックスした「ハロハロ」は日本では既に夏の風物詩とも呼べるでしょう。私も大好きな食べ物です。
そんなハロハロ、実は日本発祥の食べ物ではないんです!実はハロハロをフィリピンのデザートです。今回はそんなミニストップとハロハロとフィリピンのハロハロに違いをご紹介していきます。
ミニストップのハロハロとフィリピンのHALO-HALOの違いをご紹介します。
ハロハロを徹底解明!?
ハロハロはフィリピン発祥のHalo-Haloだった。
ハロハロとは、タガログ語で「混ぜこぜ」という意味で、フィリピンの代表的なかき氷デザートのことです。
「混ぜこぜ」という名の通り、中に入れる食材に特別な決まりはなく、色や食感、味の異なるいろんな甘いものとかき氷を混ぜながら食べて、最後はジュースのように飲むこともできるデザートです。
ミニストップ ハロハロ公式HPハロとはタガログ語で混ざるという意味で、ハロハロと続けると混ぜこぜにするという意味に転じる。その名の通りかき氷とミルクをベースとして、各種の果物、甘く煮た豆や芋類、アイスクリーム、ゼリー、ナタデココ、タピオカ、ココナツ、プリン、米やトウモロコシの加工品など、多種多様な材料が用いられる。
ウィキペディア-ハロハロ
このようにハロハロはフィリピン発祥のデザートです。しかし、その歴史は日本とも深い繋がりがあるようです。
歴史
起源については諸説あり、明治末期に日本からからゆきさんがフィリピンで第二の人生として甘味屋の商売を始めた際の蜜豆、同年代に東南アジアに入植した人々が各地で営業した「もんご屋」と呼ばれる甘味屋のかき氷、などが起源としてその一部は現地文献に残っており、一部の具材やアイスクリームなどは戦後になって現地人により加えられたものと考えられる。
ウィキペディア-ハロハロ
日本のハロハロからは想像の付かない現地のHalo-Halo
実は私、大学時代の繋がりでフィリピンの友達がたくさんいます。現地のハロハロについて知った発端は留学に来たフィリピン人の一言でした。
「これはフィリピンのハロハロジャナイヨー」
日本人にとってみればハロハロと言えばミニストップの”ハロハロ”が頭の中に焼きついているはずです。そんな中彼は全否定してきます(笑)
現地のHalo-Haloは一体どんなものなのか?!
これがフィリピン人の誰もが愛して止まない国民的デザートハロハロのようです。確かに日本のハロハロと比べるとボリュームが全く違います。フィリピンのHalo-Haloはアイスだけでなく、プリンや寒天など様々なデザートをトッピングしています。
さらに、フルーツの量や種類も日本の物に比べると比較にならない程、使われています。これらすべてを混ぜ混ぜして食べるそうです。ついでに、画像内の食材等をサクッと紹介します。
以下食材は代表的なHalo-Haloの例であり、実際にはカキ氷を入れたりなどトッピングする内容なども変わるそうです。
・Fried Pining・・・揚げた松の実
・Leche Flan・・・カスタードプティング
・Evaporated Milk・・・無糖練乳
・Kamote・・・唐芋、薩摩芋
・Saba Banana・・・フィリピンの調理用バナナ(主に調理用に使いますが、生でも食べます。)
・Nata de Coco・・・ナタデココ
・Mongo・・・マンゴー(写真だと種を混ぜている様ですね)
・Sago・・・タピオカみたいなもの(雑ですいません)
・Gulaman・・・寒天
・Macapuno・・・ココナッツ
・Ube Ice cream, jam ・・・紅山芋のアイスとジャム(紫芋とが別種のようです。)
まとめ
フィリピンのハロハロは日本のものに比べるとかなりボリューミーである事が伺えます。フィリピン人の彼からすると、日本のハロハロは少し物足りないのかもしれません。
ただ、日本のハロハロもとても美味しですし、最近ではみたらし団子や黒蜜きなこといった日本独自の和菓子テイストなハロハロも発売されています。
私的には日本では日本風のハロハロを持っと広めて行って、いつかフィリピンの人達も驚くような美味しいハロハロができたら良いのではと思います。