SE(システムエンジニア)こそ簿記を取るべき理由をご紹介します。
SE(システムエンジニア)になると、基本情報技術者試験、応用技術者試験と資格を取る機会が多くなってきます。
そのため、いつしか資格の勉強をするのが生活のルーティーンになっていたりします。そんな中、情報処理の資格を一通り取ってしまったが、何か他の新しい資格を勉強したい方に”簿記”をおすすめしたいです。
今回はSE(システムエンジニア)は情報処理試験の次に簿記を受けるべき理由をご紹介していきます。
簿記は情報処理試験と相性がいい?SEこそ簿記を取るべき理由をご紹介します。
実際に紹介していく前に、簿記とは何なのか?ご紹介します。
簿記とは?
簿記とはお店や会社でのお金の流れをルールに従って記帳することを指します。仕事に使う家計簿のようなイメージが近いかと思います。
このお金の流れを記録する方法を身に着ければ、自分のお店や会社の経営状態などを正確に表し、理解することができるようになります。
経理部などの方は取得必須ですが、他の仕事の方でも取得している人が多くいます。お金の流れを知ることは、営業やエンジニアにとっても知っていると役に立つことが多いです。社会人の資格としては1,2を争うほど有名な資格だと言えます。
今回はSE(システムエンジニア)に特化した簿記を受けるとよい理由をご紹介していきます。
システム設計では会計や原価計算などの業務システムをすることが多い
ITエンジニアの仕事の中でも業務系システム開発(Slerと呼ばれるエンドが法人のシステム開発)に携わっている人が一番多いかと思います。
このような業務系システム開発では会計や給与、原価計算等を自動で行うシステムを開発することが多いです。
こうしたシステムを作る際には必ず帳簿(簿記)の知識が必要になってきます。よく要件定義から間違っていて、膨大な工数の後戻りが発生することがありますが、そもそもお金の流れを理解できていないSE(システムエンジニア)が雰囲気で設計してしまっている事が原因だったりします。
SE(システムエンジニア)こそ、簿記を勉強し、帳簿やお金の計算方法をしっかりと勉強する必要があり、マスターできればミスが減ったり、スムーズにプロジェクトが進んだりするはずです。
SE(システムエンジニア)と簿記の関係は結構密接だったりします。
簿記の知識があるので、システム設計もエラーが少ない
上記でも述べましたが、簿記知識があると、業務系システムの設計段階でのミス等に気付きやすいです。
簿記知識がないと原価計算式等がそもそも合っているのかもわからず、最後の最後にユーザーに渡した後に発覚したなんてこともありえます。
IT知識並みに簿記知識もエシステムエラー抑える要因になるはずです。
簿記の知識があるSE(システムエンジニア)は少ないので重宝される
上記で述べた様に、SE(システムエンジニア)における簿記の重要性は高いのに関わらず、簿記の知識があるSE(システムエンジニア)はほとんどいません。
フリーランスやSES等で自分自身の単価を上げるためのプラスアルファの知識として”簿記”があると、とても重宝されるはずです。
数字の計算はSE(システムエンジニア)なら得意ですんなり頭に入るはず
簿記試験はそもそも理系が受けるイメージがない人も多いかと思いますが、簿記は正しいルールに従ってお金の計算を行うことです。
そうです、これはルールに従って演算をしていくプログラムにとても似ており、SE(システムエンジニア)の大半の方は簿記の勉強は得意ですんなり頭に入ってくるはずです。
プログラムの延長線上として、勉強してみるとサクッとマスターできるようになるはずです。
フリーランスでは必須の知識
フリーランスの方等にとって、個人事業主として帳簿を付けなければいけないため、簿記は必須の知識です。
将来ITエンジニアとしてフリーランスを考えている方は簿記の勉強は外せません。業務にも活かせるので、是非勉強することをお勧めします。
SE業務以外にも仕事全般的に役立つ
SEの業務に焦点を当ててご紹介してきましたが、自身の給与であったり、会社の経営状態であったり、業務以外でも利用できる場面は多くあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?SE(システムエンジニア)と簿記の関係性は意外と密接で、SE(システムエンジニア)であれば、簿記は得意である人が多いです。
今後のプラスアルファの知識として、SE(システムエンジニア)は簿記を勉強してみることをお勧めします。