スクーターに比べたマニュアルバイク（MT）の良さをご紹介します。
みなさん、こんにちは。
実は私はベトナムに住んでおり、毎日と言っていいほどバイクに乗っています。日本でもバイクが大好きで色々なバイク（リッター、250、小型、スクーターまで）を乗ってきたのですが、今回はスクーターに比べた、マニュアルバイク（MT）の良さをご紹介していきます。
そもそもマニュアルバイクとは？
マニュアルのバイクは自転車の様にギアを変えながら走る必要があるバイクです。基本的には左手にクラッチが付いており、クラッチを切りながら、ギアを左足でカチャカチャと変えながら走ります（最近はクラッチレスだとクルーズコントロールが付いていたりとか色々ありますが・・・）。
スクータータイプとの違い？
スクータータイプと違うのはまずは外見です。エンジンや機構の特性上、バイクに跨る形になり自分の体の前に給油タンクがあります。
また、リアブレーキは右足で操作する点や、クラッチを左手で操作しなければいけない点も大きくことなります。
一般的には利便性はないと言われている
マニュアルタイプは操作が大変で、積載性もないので、利便性がないバイクだと言われています。
しかしながら今回は色々なバイクに乗ってきた私が勝手に思っているマニュアルバイクの利点をご紹介していきたいと思います。
スクーターに比べたマニュアルバイク（MT）の良さをご紹介します。
運動性能の良さ
まず最初にマニュアルバイクのメリットとして挙げたいのが、運動性の高さです。
スクータータイプに比べるとバイクに跨り、ニーグリップ（給油タンクを足で挟むこと）ができるため、体とバイクを一体化することができます。
これにより、急なカーブを曲がったり、段差がある道路で走ったりしても、安定して走ることができます。スクータータイプではバイクと体が接している部分が少なく、重心がぶれやすいため、安定性に欠けてしまいます。
低速コントロールのしやすさ
運動性の中でも一番スクータータイプと差が出るのが、低速でのコントロールです。
マニュアルバイクでは右手でアクセルを開きながら、左手のクラッチ操作で動力に伝わる力の強さをコントロールします（いわゆる半クラッチ状態）。
そのため、低速でのコントロールのしやすさはスクータータイプより遥かにしやすく、さらにニーグリップもしているので、低速でも安定して走ることができます。
段差にも強い
機構の特性上、マニュアルバイクのタイヤはスクータータイプに比べると半径は大きいタイヤを使っており、その分段差や左右の変化にに強いです。
特にあまり舗装がされていない道では、スクーターではヒヤッとする場面が多くなりますが、マニュアルバイクだと比較的安心して走ることができます。
重量が軽くて、取り回しが楽
同じ排気量のスクータータイプと比べるとマニュアルタイプのバイクは変速機構が簡単なため、重量が軽いです。
そのため、バイクの出し入れや取り回しが楽ちんです。また、重量が軽いため、キビキビとした加速ができます。
故障しても直しやすい
上記にも関連しますが、マニュアルのバイクの機構は簡単なため、故障しても比較的簡単に修理することができます。
単気筒であれば、自分でも少し弄ったり、簡単な修理をしたりなどがネットを少し見ればできるぐらいに簡単です。
見た目がいい！カスタマイズが豊富！
こちらは人それぞれかもしれませんが、マニュアルバイクは見た目がかっこいいです！（個人差はあります。）
また、スクータータイプに比べると色々なパーツが販売されており、自分好みにカスタマイズしやすいです。
自分オリジナルのバイクを持ちたい方はマニュアルバイクの方が色々弄ることができます。
まとめ
いかがだったでしょうか？自動車は日本では殆どオートマ車に代わってしまいましたが、バイクはまだまだマニュアル車は多く走っています。
マニュアルのバイクにはスクータータイプに比べると乗り味が全然違い、スポーティに走りを楽しみたいのであれば、やっぱりマニュアル車をお勧めしたいです。マニュアル車には実はこんなにたくさんのメリットがあるという紹介記事でした。
