ベトナムのハノイで日本の運転免許をベトナムの運転免許に書き換える方法をご紹介します。
ベトナムでは公共交通機関があまり発達していないこともあり、バイクや車は市民の主な移動手段となっています(主にバイクですが・・・)。
外国人がベトナムに来た際も、バイクや車の運転が出来ると行動範囲が広がり、ベトナムをもっと楽しめるようになるはずです。
ベトナムでは国際免許証が使えない
日本人がベトナムで運転をしようとする際に、日本の国際免許証は使用できないので注意してください。
国際免許証は使用できませんが、日本の免許をベトナムの免許に書き換えることは可能です。今回は日本の免許をベトナムの免許に書き換える方法をご紹介します。
実際のところパスポートだけでバイクをレンタル出来ますが、捕まると罰金されるので気を付けてください。
ベトナムのハノイで日本の運転免許をベトナムの運転免許に書き換える方法をご紹介します。
ネット上に運転免許書換に関する色々な情報は出ていますが、ハノイの運転免許書換の情報が少なかったため、ご紹介していきます。
手続き方法は日々変わる可能性があるので注意してください(当記事は2020年9月13日時点の情報)。
運転免許書換に必要なもの
・日本の運転免許を翻訳および公証した書類
・日本の運転免許の原本
・パスポートの原本とコピー(見開き、ビザ、入国スタンプ部分のコピーを取ります。)
・レジデンスカードの原本とコピー
・運転免許証の書換申請書(こちらは申請場所で貰えるので事前に持参する必要はありません。)
*いくつかのサイトで証明写真が必要とありますが、ハノイはその場で写真を撮ってくれるため、持参する必要はありません。
バイク(A1免許)は日本の普通自動二輪以上を持っていないと書き換えができないので注意
多くの方はベトナムでバイクを乗りたいと思っているかと思いますが、自動車の免許だけではベトナムのバイクの免許に書き換えることはできません。別途バイクの試験を受けて免許を取得する必要があります。
日本の免許からバイク免許を書き換えれるのは、普通自動二輪か大型自動二輪免許を持っている方のみとなります。
日本の大型免許を持っていれば、書き換えられると思いきや、その条件にはベトナム語が流暢であることなどの条文があり、外国人の取得はコネ等がなければ難しくなっています。
ちなみに私も日本で大型自動二輪免許を持っていますが、書き換えられませんでした。
運転免許の書換手順
まずは日本の運転免許証の翻訳及び公証を行う
運転免許を書き換える際に、日本の運転免許を翻訳および公証した書類が必要になるため、まずはこれらの書類を準備します。
運転免許証の翻訳や公証は人民委員会に行かなくても、街の公証役場でも対応して貰えます。
”Public notary”とグーグルマップで探すと幾つか候補が出てくると思います。住んでいる場所から近いところに行くとよいかと思います。ちなみに私は以下の場所に行きました。
翻訳および公証に掛かる時間は3日程です。料金は10万ドン程度でした(すいません、ちょっとうろ覚えですが20万ドンはいかなかった)。
公証した書類を受け取ったら、運転運転免許証の書換申請を行う
書類を受け取ったら、運転免許書の書換申請を行いますが、申請場所に注意してください。以前は交通運輸局(ハドン区やバーディン区)で書換申請ができましたが、最近外国人免許書換窓口が変更になったようで、ハドンの交通運輸局では申請できなくなりました(バーディン区の方の情報はわかりません)。
写真:ハドン区の交通運輸局
新しい申請場所は下記の場所に移動しました。下記の場所で行き申請を行ってください。
申請窓口のある建物にはたくさんの入り口がありますが、下記の入り口からしか入れないので注意してください。
迷った場合は警備員の人に運転免許に書き換えたいと言えば、教えてくれるはずなので聞いてみてください(案の定私も迷いましたが、英語でなんとかなりました)。
建物の中に入り真っすぐ進んでいくと、以下の場所が見つかると思うので、中に入り持ってきた資料を提出し、運転免許証の申請を行ってください。
運転免許の書き換えに掛かる費用は13.5万ドンです(支払いは交付時なので、申請時にお金を持っていく必要はありません)。
申請から約1週間ほどで免許は交付されます。受け取る際には6番窓口に引換用紙(申請時に渡されます)を提出すると、免許証を受け取ることができます。
まとめ
以上がハノイで日本の運転免許証をベトナムの運転免許証に書き換える方法のご紹介でした。
私の運が良かっただけかもしれませんが、公証役場でも、申請場所でも英語が通じたため、特に問題なく手続きを済ませることができました。思っているいるより申請のハードルは低いので、是非試してみてください。
わからない事がありましたら、コメントを頂けたらと思います。