交通事故を未然に防ぐために私が行っている方法をご紹介します。

交通事故はいつ起こるかわかりません。車での衝突事故では最悪の場合、乗車している方が死に至る事も珍しくありません。

どんなに気を付けても防げない事故はありますが、ちょっとした事を実践する事で事故を起こすリスクを下げる事ができます。今回は私が実践している事故を未然に防ぐ方法を紹介します。

交通事故は自分だけの問題ではありません

事故を起こしてしまうと事故起こした本人だけでなく、家族や親戚、会社にまで影響が及ぶ場合があります。もちろん、被害者の家族や親戚、会社などへの影響は言うまでもありません。自分だけの事だと思って軽い気持ちでハンドルを握ると、取返しの付かない事になってしまいます。

交通事故を未然に防ぐために私が行っている方法をご紹介します。

脇見運転を絶対にしない

ある30年間無事故のトラックドライバーの方にに無事故の秘訣を聞いたところ、彼は「まっすぐ前方を見て、脇見運転をしない事だ」と答えました。

単純な事ですが、続けて行う事がいかに難しいか今までの経験からわかると思います。前方を見続けて、かもしれない運転を心がける事で事故を未然に防ぐことができます。

交差点では指差確認を行う

交通事故で最も多いのが交差点での事故です。特に交差点では左右前方の不注意による歩行者との接触事故を起こる可能性が高いです。歩行者との接触は重大の人身事故となってしまう場合があるので、細心の注意が必要です。

特に、夕方や雨が降っていると危険を察知する能力は低下します。そのために、交差点に入ったら速度を落として左右の指差確認(指を指して確認する)を行います。指差確認を行う事で、視界を左右に確実に持っていく事ができ、見忘れ等を防止することができます。

道路の真ん中か内側を走る

3車線の道路では真ん中を、2車線ではできるだけ歩道から離れて運転する事で事故を引き起こすリスクを下げる事ができます。

事故が起こる原因で多いので左右からの飛び出しです。歩道から離れて走る事で不意の車や人の飛び出しにも対応できる場合があります。

眠気や疲れを感じたら休憩を取る

眠気や疲れを感じたら数十分程度仮眠を取ったり、コーヒーなどを飲みだりして気分をリフレッシュする事で運転に集中できるようになり、事故起こす可能性がぐっと小さくなります。

通勤中など時間に追われていると、眠気や疲れに対処できないので、時間には余裕を持って運転する事が大切です。

ドライブレコーダーを活用する

まず、ドライブレコーダーを車に設置する事によって常に自分の運転が監視されているという意識を持つ事ができます。

また、ドライブレコーダーの録画機能を用いて自分の運転を見直してみると自分の運転の弱みや改善点を見つける事ができます。普段安全に運転しているつもりでも、録画をしてみると左右に偏った運転をしていたり、右左折が大回りになっていたりと様々な問題点を発見できるはずです。

ドライブレコーダーは事故を起こした際に役立つ

交通事故を防ぐためではありませんが、ドライブレコーダーは事故起こした際の重要な証拠となります。そのため、きっちと交通ルールを守って運転している自分自身を証明するツールとなり、事故後の過失割合などの交渉に役立ちます。まだ、ドライブレコーダーを導入していない方は是非使って見る事をお勧めします。

最新の衝突回避支援システム搭載車に乗る

最近の自動車には様々な技術が搭載されています。その中でも機械が人間のミスを制御しようという試みが衝突回避支援システムです。車のオプションである場合が多く、値段も安くはありませんが、事故を起こすリスクの低減を考えたら導入する価値があります。各メーカーや車種によってシステムの挙動などは違いますが、大まかに衝突回避支援システムには以下の機能を持っています。

衝突回避支援システムの主な機能 

・自動ブレーキ(プリクラッシュセーフティシステム)

前方、左右の歩行者や車を検知し、自動でブレーキを掛けてくれる機能です。

・クルーズコントロール

車間距離をコンピューターが判断して、適正な走行距離を保ちながら自動で加速、減速を行う機能です。

・ステアリング制御

コンピューターがレーンを識別し、車がレーンから外れた場合に自動で車の舵を切って適切な位置に戻してくれる機能です。

これらの機能を利用する事で事故を防ぐ事ができます。実際にカーディーラーで障害物を使った自動ブレーキを体感した経験があるのですが、本当に障害物の目の前で車が停止します。

また、アクセルとブレーキの踏み間違いなどによる衝突も防ぐことができます。富士重工業(スバル)の発表によるとアイサイト(自動ブレーキ)搭載車は非搭載車に比べ事故件数が60%程度減少したようです。事故を防ぐためにはかなり有効であるという事がわかるかと思います。

アイサイトは事故に効果大
衝突回避支援システム搭載車を購入する際に参考になるサイト
日本では国土交通省と自動車事故対策機構が各メーカの車の「予防安全性能アセスメント」という物を発表しています。衝突回避支援システム搭載車を購入する際には是非参考にしたい指標の一つです。
【最新2016年】ぶつからない車ランキングTOP10!自動ブレーキを評価で徹底比較

まとめ

どんなに予防をしても事故は起きてしまう事があります。しかし、安全運転への意識を切り替える事で事故発生のリスクは格段に下げる事ができます。しっかりと「かもしれない運転」を心掛ける事が大切です。

最新の技術も役に立ちますが、頼りすぎてはいけません。ハンドルを握っているのはあなたです。今回紹介した方法でも自分なりの方法でもいいのですが、運転する際は事故を起こさないよう交通ルールを守り、安全運転を心掛けましょう。

関連コンテンツ
Nickey

Nickey

愛知県出身で、現在はベトナムのフエに在住。デンソーやNTTデータベトナムを経て、ベトナム法人 HD Global Consulting Co.,Ltd, を設立。 ベトナムから東南アジアを中心とした世界の面白いや少し役に立つ情報を発信しています。ベトナム人の妻を持つパパであり、日々ベトナム語と格闘中。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。