ベトナムのIT業界への転職方法や年収相場、仕事内容等をご紹介します。
みなさん、こんにちはニキです。
実はこのブログを運営している私含めジェニーと来年にベトナムへ移住することになりました!(その内容はのちのちご紹介します。)
移住に伴い、仕事を探さなくてはいけなくなったため、ベトナムでのお仕事を日本から探していました。
ベトナムはアジアトップクラスのIT大国
私自身、開発よりのSEとして働いており、ベトナムでもIT業界に的を絞って転職活動を行いました。
知っている方も多いかと思いますが、ベトナムは国家を上げてIT化を促進しており、アジアでもトップクラスのIT大国となっています。
他の職に比べ給与水準が高いため、多くの優秀な学生がITエンジニアを目指しており、ベトナムでは人気の職となっています。
日本人がベトナムで転職活動をするとこんな感じ
今回は日本人がべトナムでIT業界で働きたいと思った際にはこんな感じになるんだよーという実体験を、リアルな年収相場やベトナムならではのITの仕事内容を踏まえ、ご紹介していきます。
英語はビジネスレベルで話せますが、ベトナム語は幼稚園レベル、そしてアラサーです。
少し経験者よりの視点になってしまうかと思いますが、参考にしてみてください。
ベトナムのIT業界への転職方法や年収相場、仕事内容等をご紹介します。
ベトナムのIT業界への転職方法
早速ですが、ベトナムで転職活動を行うといっても、基本的には日本の転職とあまり変わりません。※日系企業の場合
求人サイトで紹介されている案件に応募して、書類選考⇒面接数回と進んでいくのが一般的です。
エージェントを使っている企業が多い
ベトナムの日系企業では転職エージェントを通して採用活動をしている企業が多く、どこかしらの転職エージェントには登録した方が良いです。
非公開の案件などが結構あり、日系企業同士色々な繋がりがあるので、多くの情報を得ることができるはずです。
社名非公開が多い
以下のマイナビさんではベトナムでの多くの求人情報が掲載されていますが、多くが社名非公開で、エージェントを通しての案件となっています。
ここは少し日本と変わっている点でしょうか。
スカイプでの面接が基本
中にはベトナムへ来てほしいという企業もありますが、基本はスカイプで最終面接まで完結します。
他にも直接応募やLinkedInなど
やはりエージェントを使うのが転職する側としては楽ですが、その他にも直接企業のサイトで応募したり、LinkedInなどからベトナムの企業に応募することができます。
ベトナムでも外資系(欧米系)案件は多く、外資系(欧米系)を視野に入れている方はLinkedInやRobert Waltersなどからアプローチすると良いかと思います。
ベトナム語が必須な案件が多く年収相場の割にはハードルが高いように感じました。
ベトナムでのIT業界へ転職する際の選択肢
ベトナムには色々な国の企業があり、雇用形態も様々です(現地採用や日本本社採用等)。
また、地域的にもIT業界の毛色が少し違うので、その辺りを考慮して転職活動を行っていく必要があります。
詳しくは以下のページでまとめて見ましたので、ご参照ください。
ベトナムでのIT業界の特色
ベトナムでのIT業界はオフショア案件が非常に多く、日本や海外の企業からのシステム案件を受注し、ベトナムの会社にコーディングやテストをさせるといったお仕事が多いです。
日本人だとプロジェクトマネージャー案件が多い
ベトナムではベトナム人がコーディングを行い、日本人がプロジェクトマネージャーを行うケースが多いため、募集案件もプロジェクトマネージャーが多いです。
逆に開発案件などは殆どなく、開発に携わりたいと思っている方にはベトナムよりも英語を使ってシンガポール等で働いた方がよいかと思います。
ベトナムでのプロジェクトマネージャーは進行管理を行い、本国の本社に報告するのがお仕事なので、ベトナム人と日本人との間を繋ぐブリッジSE色が強いです。
気になる年収相場
ベトナムで働く際の気になる年収相場ですが、ざっくりですが以下のような月収相場になります。未経験採用もちらほらありますが、多くはIT事務的なお仕事が多く、PM案件等では業界経験が必須となってきます。
これにベトナムではボーナス1か月(年一回)が国の法律で定められているため、月収×13か月分が年収相場となります。
ちなみにですが、ベトナム人の平均月収は300$程度なので、現地で暮らしていく分には比較的に余裕を持って暮らせるはずです。
PM経験あり 2000$- 3500$
開発経験あり 2000$ – 3000$
開発経験なし 1500$ – 2000$
未経験 1000$ – 1500$
まとめ
いかがだったでしょうか。ベトナムは国家戦略にITを掲げており、今後ますます発展が期待できる業界です。
日本と比べると年収は3分の2ぐらいのイメージですが、物価は半分以下なので、思っているよりも豊かな生活が送れるはずです。
ご質問等があれば、何でもご連絡ください。