ベトナムでのゴルフラウンド(相場費用やチップ、服装、支払い等)についてご紹介します。
海外でゴルフラウンドをしたい!旅行とセットで海外でゴルフも楽しみたい!等、近年では海外でゴルフをする方は増えてきました。
ゴルフのルールや基本的なマナーは世界共通ですが、やはり国によって違う部分の出てきます。今回は東南アジアのベトナムでのゴルフラウンドについてご紹介していきます。
ベトナムでのゴルフ事情
現在ベトナムには約40のゴルフコースが存在します(2021年2月現在)。北のハノイや南のホーチミン、中部のダナンを中心に多くのゴルフコースがあります。
経済発展が著しいベトナムでは近年富裕層が急増しており、それに伴いゴルフ人口が増え続けています。私の住んでいるハノイではゴルフ練習場では数時間待ちが発生するほどの人気となっています。
ベトナムでのゴルフラウンド(費用やチップ、服装、支払い等)についてご紹介します。
ゴルフの費用やチップについて
ゴルフの料金はどれくらいかかるの?
ベトナムのゴルフは他の東南アジアに比べると高額となっています(ゴルフは贅沢な趣味として認識されており、税金が高いです)。
タイやインドネシア等の他の東南アジア諸国であれば、1ラウンド7-9000円程度で回れますが、ベトナムでは1万-1万5000円程度が相場となっており、日本とあまり変わらない料金となります。
もちろん、高級なクラブハウスへ行くと金額はさらに数倍となりますが、一般的には上記料金が相場となっています。
・1ラウンド総額(グリーンフィー、カートフィー、キャディーフィー、税金込)1万-1万5000円程度
*平日や曜日によって安い設定をしているゴルフ場は多いです。上記は土日料金、チップは含めず
ラウンドは高いが、練習場は安い
ゴルフラウンドは高いですが、練習場は日本と比べると安い設定となっています。
ベトナムには打ちっぱなしの練習場はあまりなく、練習する球数分支払う練習場がほとんどです。
ラウンドではキャディーさんにチップが必要
ベトナムのゴルフではキャディーさんにチップを支払う必要があります。
支払い方は現金のみで、ラウンドを回り終わった後にキャディーさんに手渡しします。
相場は以下となっています。ベトナムではキャディーさんを指名することができるのですが、その場合には少し多めにチップを支払います。
ちなみにですが、ベトナムではキャディーさんはプレイヤ1人に対して1人付きます。
1ラウンド(18ホール):300kドン
ショート(9ホール):150kドン
指名:+100k-200kドン
ゴルフの予約方法
ベトナムではインターネット等での予約は基本できないゴルフ場ばかりのため、直接電話もしくは、代理店を通して予約する必要があります。
旅行でベトナムに来られる際は日本の旅行代理店を通して予約できるので、利用するとよいと思います。
直接の電話は英語かベトナム語ができないと厳しいので、代理店(ベトナムのゴルフ練習場やゴルフショップ等で予約可)で予約するのをお勧めします。
支払い方法
代理店を通している場合、代理店が指定している方法を取ります。
直接ゴルフ場とやり取りをしている場合は、事前に支払う場合は銀行振込が多いです(銀行振込:ベトナムでは携帯アプリで頻繁に行われるポピュラーな方法です。)。
大概は事後精算も選択することができ、その際は銀金かクレジットカード、銀行振込が使える場所が多いです。
ベトナムゴルフでの服装
ベトナムは東南アジアの熱帯気候ということもあり、服装は結構緩いです。
Gパンはダメな場合がありますが、Tシャツ、短パン、サンダルでゴルフクラブに行っても問題ないゴルフ場が多いです。
*格式の高いゴルフ場ではダメな場合がありますので、事前に確認しておくことをお勧めします。
ゴルフ場のチェックインからラウンドまで
ゴルフ場のチェックインからラウンド中、ラウンド後は日本と基本は同じ流れとなります。
チャックインをするとロッカーキーが貰えるので、キーを持って着替え等の準備します。
準備が終わったら、カート待機所にキャディさんや自分のゴルフバックがあるので、合流しラウンド開始です。
ラウンド後は帰りの準備ができたら、チェックアウトします。特にベトナムだから違うルールがある訳ではありません。
ベトナム特有の少し変わっているところ!
ここではベトナムだからこそ、少し変わったポイントをご紹介します。
キャディーさんがフルーツやお菓子をたくさんくれる
キャディーさんは自分の食べものをたくさん持っていることが多いのですが、プレイヤーに対してベトナムのフルーツやお菓子をたくさんくれます。
断ることも可能なので、お腹が一杯のときは要らないと伝えましょう。たくさん食べたときは少しチップを多めにあげるとよいです。
食事はベトナム料理しかないところも!
ベトナムのゴルフ場には外国人向け指向やローカル向け指向の場所があるのですが、ローカル向けのゴルフ場の場合、結構本格的なベトナム料理しか食べられない場所もあるので、苦手な方は外国人向けのゴルフ場にいくことをお勧めします。外国人向けの場合は、日本料理や韓国料理などを食べることができます。
日本語は通じない
当たり前ですが、日本語は通じません。多くのキャディーさんは簡単な英語ができますが、ローカル向けになるほど英語も厳しくなっていきます。
残り距離を確認したい時は距離計を持っていくか、残り何ヤードか程度はベトナム語で聞けるようにしておくとよいかもしれません。
急な雨にご注意を!(傘は必須)
ベトナムは熱帯気候のため、スコール(急な大雨)が降るので、晴れていても傘を持っていくことお勧めします。
日本に比べると難しいゴルフ場が多い
ベトナムのゴルフ場ですが、日本に比べると池やバンカー等が多く、難易度が高いホールが多い傾向があります。
まとめ
今回はベトナムでのゴルフにおける、相場費用やチップ、服装、支払い等についてご紹介しました。事前に知っておかないと予期せぬトラブルに見舞われる可能性もあるので、是非ベトナムのゴルフ事情を確認した上で楽しくゴルフして頂けたらと思います。