技術者(設計者やITエンジニア)に向いている人とは?なる前に抑えておきたいポイントをご紹介します。
みなさん、こんにちはニキです。
日本で手に職を付けると言えば、ITエンジニアや設計者といった”エンジニア(技術者)”が真っ先に出てくるのではないでしょうか?
人手不足が激しいエンジニア
日本では人口が減少しており、ただでさえ人手不足の中、エンジニア不足はかなり深刻となっています。
そのため、エンジニアはかなりの売り手市場であり、経験を積めば職に困ることはほぼなく、給与アップも見込める将来性のある職です。
エンジニアを挫折してしまう人は結構多い・・・
そんな人手不足のため、近年では経験者でも積極的にエンジニア職として募集している企業は多いです。
しかしながら、実際にエンジニアとして就職したものの、合わずに辞めてしまう人の割合は高いのが実情です。
エンジニアは他の職と比べ、”向き不向き”の差が激しい職です。向いていない人にとっては苦痛そのものになってしまう可能性が高く貴重なキャリアが無駄になってしまう可能性があります。
今回はエンジニアとして働こうと考えている方に向けて、エンジニアとして向いている人についてご紹介していきたいと思います。
大学から理系の人々にまみれて生きてきましたが、バリバリの営業経験もあるため、文系からエンジニアを目指す人の目線でも何か向いている特性について書いていこうと思います。
技術者(設計者やITエンジニア)に向いている人とは?なる前に抑えておきたいポイントをご紹介します。
それでは早速、技術者(エンジニア)に向いている人はどんな人なのかご紹介していきます。
今回はキャリア形成も含めて、ギリギリやっていけるのではなく、バリバリやっていける人の特徴をご紹介していきます。
数学や物理が得意
技術者(エンジニア)になるに当たって避けることができないのが、数学や物理です。これらの科目は学生時代に得意であったことに越したことはないです。
少し厳しいことを言いますが、数学や物理が苦手だった方は技術者(エンジニア)になる前によく考えた方が良いです。
近年では特にIT業界等で未経験者を大量募集していますが、才能がないとテスターやヘルプデスクといったスキルが付かない職から離れることができません。
長い目で見て、技術者(エンジニア)としてキャリアを積むためにはロジカルに物事を考えたり、数学的な処理が人並み以上にできる必要があります。
長時間じっとしていられる
技術者(エンジニア)は基本社内でパソコンとの睨めっこするのがお仕事です。長時間座ってじっとしていられないと設計はかなり苦痛となってきます。
また、常におしゃべりの方などもあまり向いていない職業だと言えます。じっと集中して物事を淡々とこなしていけるスキルが重要となってきます。
物事に細かいひと
技術者(エンジニア)はシステムの細かいところを考えたり、システムの運用・監視したりする仕事が多いです。
大雑把に仕事を進められない職種であるため、物事に細かい人は向いている職業といえます。
心配性で合ったり、何事にも疑ってかかってしまう人も技術者に向いています。
テストの点を取るのが上手い人
技術者(エンジニア)はもちろんクリエイティブの仕事もたくさんありますが、それ以上に規約やルールに則って正確に作成していく必要があります。
これは意外に学生時代のテストに似ているものがあり、ミスをしないように答えを正確に埋めていく技術が重要になってきます。
決まっているもの(答えがあるもの)に対して正確に答えられるのが苦手な方はあまり向いていない職業だと言えます。
逆にそういう方は営業やマーケティングなどの答えがない職に力を発揮して活躍している人が多い気がします。
学び続けられる人
テクノロジーは日々進化しており、数年前に使っていた技術が今ではもう使われていないなんてことはよくあります。
特にIT業界は流行り廃りが物凄く速いため、ベテラン技術者であっても、常に勉強し続ける必要があります。
根本的に座学等で何かを学ぶことが嫌い人は技術者(エンジニア)にはあまり向いてないと言えます。
新しいものに抵抗がない人
上記に関連しますが、技術の世界では今までの常識を覆すような革新的なものができることがあります(ガソリンから電気・水素自動車への移り変わり等)。
より良いものはすぐに世界中で広がっていきますが、それを直ぐに受け入れられる人は技術者(エンジニア)に向いていると言えます。
テクロノジーに興味がある人
技術者(エンジニア)はテクノロジーに興味があるに越したことはないです。
普段からガジェット好きであったり、趣味でプログラムを書いたりしている方は技術者に向いています。
前項でも書きましたが、技術者は常に勉強が必要になってきます。何十年も続けていくには、好きであることが重要になってきます。
めんどくさがりや
こちらは意外かもしれませんが、技術者(エンジニア)はめんどくさがりやの方の方が良い設計やコーティングをする傾向があります。
技術者の仕事には単純な作業が多くありますが、そんな単純な作業が苦にならない人は技術者にあまり向いていません。
常に効率化や単純作業を減らすのも技術者(エンジニア)の仕事です。
Perl開発者のラリーウォール氏はプログラマーの三大美徳を以下のように唱えたことでも有名です。
・怠惰(Laziness)
・短気(Impatience)
・傲慢(Hubris)
めんどくさがりやほど、めんどくさい仕事を嫌うため、効率を気にして仕事をする傾向があります。
そして、短気な人ほどよりグダグダ仕事をするのを嫌うため、高速なシステムや、こちらも同様に仕事効率を気にする傾向がります。
最後に、傲慢な人ほど自分のプログラムに自信があり、人を巻き込んでプロジェクトを引っ張っていきます。
技術者(エンジニア)に向いていないのはその逆
逆に、技術者(エンジニア)に向いていないのは上記で紹介してきた特性と逆の方です。
技術者(エンジニア)に”向き不向きはない”という書き込みを良く見られますが、技術者は営業等の他の職種に比べても、”向き不向き”が激しい職種です。
キャリアを積んでいくためにも、技術者の特性があるかどうかは早い段階で見極めないと時間を無駄に消化することになります。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は技術者(エンジニア)に向いている人について紹介させて頂きました。
今まで採用する側としても技術者としても色々な人を見てきました。技術者にとっての”向き不向き”はその人にキャリアにとって大切なものになってきます。
是非自身の特性を理解した上で、技術者(エンジニア)を目指して頂けたらと思います。
こちらの記事はあくまでも私の個人的な意見であるため、参考程度に受け取って頂けたら幸いです。