【DIY】2000円で車に障害物センサーを取り付ける方法をご紹介します。
みなさん、こんにちは!
自動車を運転していて、ぶつかりそうになりヒヤっとしたことはありませんか?見ることが難しい車の後方部など、車を運転していて危ない思いをした人は少なくないと思います。
そんな中、少しでも事故の危険を減らしてくれるのが、障害物センサー(距離センサー)です。
最近では、自動ブレーキを始めとした安全機能が搭載された車が出てきたため、障害物センサー(距離センサー)のことを知っている人は多くなってきました。
しかしながら、まだまだ障害物センサー(距離センサー)を始めとしてた安全機能が標準搭載になっていない車は多く、安全機能が着いていない車に乗っている方が大多数だと思います。
実は安価に後付けできる障害物センサー
そんな中、障害物センサー(距離センサー)は事故予防にとても効果的で、かつ数千円と安価にDIYで後付けすることができるのです。
今回は、そんな障害物センサー(距離センサー)の購入方法から、取り付け方法までご紹介していきます。
障害物センサーとは?
障害物センサは、別名距離センサー、コーナーセンサーとも言われており、車のフロントやリアに取り付けます。このセンサと障害物の距離が近くなるとアラームが出るようになっています。つまり、車がぶつかりそうになる前に警告を知らせてくれる優れものなのです!
警告の範囲としては、車と障害物の距離がだいたい3m以内になると発信するセンサが多いです。駐車する時や、信号で停止する時などの事故が最も発生しやすい場所で効果を発揮します。
コーナーセンサー 【こーなー・せんさー】:自動車なんでも用語集|日刊カーセンサー
メーカ純正品だと十数万掛かるが、DIYで2000円に!?
冒頭で障害物センサーは安価に取り付けることができると言いましたが、メーカ純正品を購入すると十数万掛かります。さらに工賃が追加すると数十万円掛かることも普通で、結構お高く付いてしまいます。
しかし、自分でセンサーを購入して取り付けるとなんと、2000円程度で障害物センサを取り付ける事ができます。作業もそこまで難しいものではないので、時間があれば是非自分でやる事をお勧めします。
以下、Amazonで購入できる障害物センサーはなんと2000円前後で販売されています(2017年5月現在)。センサーは4つ着いており、前方2個、後方2個等で取り付ける事が可能です。
また、ご親切に専用の穴あけ(ホルソー)も着いているので、とても良心的です。
実際に障害物センサー(距離センサー)を取り着けてみる
私の愛車(HONDA CR-Z)に障害物センサーを取り付けた様子をレポートしていきます。
※故障した場合は一切の責任は負いませんので、自己責任でお願いします。
まずは、センサーを装着します。ホルソーを使って穴をあけようと思ったのですが、フロントのラジエーター前に上手く設置できる箇所があったため、穴あけをせずにマジックテープで装着。今回は取りあえずフロントのみ設置しました(リアはカメラがあるので)。
ちなみにマジックテープは防水でかつ強力な吸着力を持っているため、車の改造にはとても便利ですよ(外装にも、内装にも)。
図. センサを設置後の写真
次に、エンジンルームと社内を仕切っているグロメットに穴をあけます(2枚目赤枠部)。キリやドリルなどを使って穴をあけると楽です。
穴を開けた場所に配線を通して、車内へ引き込みます。車種によって違いますが、グローブボックス等の裏にグロメットがある場合などが多いので、グローブボックスを外し、配線引き込みます。
図. エンジンルーム全体
図. エンジンルーム内のグロメット部(赤枠)
車内部へ配線を引き込んだら付属アンプにセンサーを接続させます。電源はフューズボックスから引っ張って来て、電源のマイナス線をグランドに配線します。ACC電源を取るように気を付けてください(常時電源だとバッテリーが上がってしまったり、音が鳴り続けたりします)。
ちなみに今回アンプは運転席の裏にマジックテープで固定しました。ヒューズ電源からは以下のような製品を使って取ると楽です(事前に説明書を見ながら、どこがACC電源化を確認するとよいです)。
図. アンプの配置位置
図. アンプの配置位置
まとめ
いかがだったでしょうか?作業内容は以上で1時間程度で完了できました(フロントのみ二つ設置)。
センサはきちんと反応しており、駐車する際とても楽になりました(私の車はスポーツカーなためフロントが長く距離感が掴みずらかったため)。
簡単にできる内容で費用も数千円とほとんど掛からないため、是非興味がある方は試して見てください。