プレゼンでの苦手意識やあがり症を克服するための方法をご紹介します。

みなさん、こんにちは!

学会での発表や会社での会議等でプレゼンテーションをする機会は大人になると必然的に多くなってくるはずです。

色々なバックグラウンドの方がいるかと思いますが、プレゼンテーションは得意ですか?

日本人はプレゼンに苦手意識を持っている方が多い

世界的に見て、日本人はプレゼンテーションに対して苦手意識を持っている方が多いように思います。

その一つの理由として発表をする練習を幼少期からしていないことが挙げられます。

アメリカでは人前で話す教育がある

例としてアメリカの子供達は幼少期から人前で話す訓練をされています。

また、アメリカでは人前で発しないと失礼に当たるという文化もあるため、プレゼン等の発表にはかなり慣れています。

エレベーター・スピーチ

有名な教育方法としてエレベーター・スピーチという方法があります。エレベーターに乗っている30秒程度で相手の心をつかむスピーチを練習する方法です。

また、エレベーターに掛けてあるお題に対して、右や左から順番に即興でスピーチのトレーニングをしていきます。このような話すトレーニングを幼少期から海外では行われています。

スピーチは慣れていないと上手く話せない

私自身プレゼンに関してはあがり症の方でした。そんな私が外資系の企業に入ることになり、環境を急に一変します。

人前で話す機会が唐突に増えた

外資系の企業で半分の従業員が外国人という環境にいると人前でプレゼンをする機会は圧倒的に増えたのと同時に、自分から人に発信していく機会も増えました。

それでも、初めは失敗の連続

今でさえ、何十回もプレゼンを行っているからこそ、慣れてきていますが、初めの頃は不安や焦りでプレゼン中に固まってしまう場面も度々ありました。

スピーチは練習して、ある程度慣れていないと上手く話すことは誰でもできません。

ちょっとした失敗経験から、苦手意識を持っている方やあがり症になってしまう方も少なくないかと思います。皆誰しも初めは失敗するものです。

しかしながら、これらの症状はすこし気を付けたり、テクニックを使うことで簡単に克服することができます。

今回はそんなプレゼンでの苦手意識やあがり症を克服するための方法をご紹介していきます。

プレゼンでの苦手意識やあがり症を克服するための方法

それでは、早速プレゼンでの苦手意識やあがり症を克服するための方法について紹介していきます。

プレゼンの内容を丸覚えしない

プレゼンであがってしまったり、突然固まってしまう人に多いのが、プレゼンで話す内容を一字一句覚えている人です。

発表等で一字一句覚えていると、内容よりも文字を覚えてしまい、少し間違えただけど、本題に修正が効かなくなってしまいます。

プレゼンをするのに文字を覚える必要はありません。どんな内容を伝えればいいのか”内容”だけしっかり理解しておきます。

ただし、その内容の項目だけは順序付け、覚えるようにします(話す順番、流れは覚えておく)。

繰り返し何度も何度も”声に出して”練習する

プレゼンの動画として有名なTEDがあります。ある有名なプレゼンテーターの方は1分のプレゼンに最低でも10時間の練習を掛けるそうです。

内容の構想ではなく、発表の練習だけに10時間掛けるのです。

そのぐらいプロのプレゼンテーターは発表にする前に練習しています。練習無しに、プレゼンを上手くできることはありません。

また、プレゼンを練習する際には黙読ではなく、声に出して、立ってジェスチャーなども含め、シミュレーションをしながら練習をします。

プレゼンは文字だけでなく、立ち位置や仕草、声のトーンまでも発表スキルに含みます。すべてが想定どおりに行かないと発表が上手くできません。

そのため、本番さながらを想定して練習する必要があります。

周りの反応を気にしない

プレゼンを聞いている側にとって、プレゼンテーターが少し間違えても何とも思いません。

周りの反応が気になりすぎると、極度な緊張を招き、上手くプレゼンができなくなることがあります。

気にしすぎないことと、場数をこなせば自然と改善されていくはずです。

聴衆を一人の話し相手と考える

多くの人の前で話すと思ってしまうと、緊張してしまい、変な口調や話し方になってしまいます。

そんな時には、聴衆を一人の話相手だと思って、話しかけるようなプレゼンの仕方を意識するとよいです。

プレゼンで相手の心を掴むには、一人一人の聴衆とコミュニケーションを行うようなプレゼンができると結果的によいプレゼンになるはずです。

聴衆に投げかけてみる

プレゼンは一人で話し続けるものだと思っていませんか?

時には聞いているお客さんに質問を投げかけるのも良いプレゼンとしては効果的です。

聴衆と繋がることによって、聴衆の反応も良くなり、自分がプレゼンがしやすい環境になります。

ジョークを入れてみる

聴衆から笑いを取るのも、雰囲気が良くなりプレゼンがしやすい環境になる方法の一つです。

面白いプレゼンは当然興味を引きやすく、良いプレゼンになりやすいです。

ただし、ブラックジョーク等、受け入れなれないジョークは逆効果になるので、気を付けたいです。

自虐ネタなどをジョークとして取り込む人が多い気がします。ちなみに上の本は結構使えそうなネタがたくさんあったので紹介しておきます。

ある脳外科医のTEDトークの一部

ある日、脳外科医の僕が脳卒中になって倒れたんだ。その時僕はとても興奮していたんだよ!何故だって?やっと脳卒中の感覚が掴めたのだもん。脳外科医としてこれほど貴重な経験はないだろう?

それでも真っ白になってしまった時の対策

練習を重ねても頭が真っ白になってしまうことはあります。そんな時にでも、ちょっとした工夫で乗り越えることができます。

間を上手く利用する

日本人は”間(何も話さない空間)”を取るのに慣れていないのですが、間はとても有効的に使えます。重要なことを伝えたいとき等に数秒の間を使うと、より強調されて相手にメッセージを伝えることができます。

実際、頭が真っ白になってしまった時に、自然な間が使えるかは置いといて、数秒聴衆を見ながら間を使うことは、何ら問題ありません。

その際に頭を一旦整理してみましょう。

忘れた時のジョークを考えておく

これは私が本当に何も出てこなかった時に使うのですが、素直に忘れてしまった事を笑いに変えて聴衆に伝えてしまいます。

こうすることで、一旦頭を落ち着かせ、整理し直します。

申し訳ないです。昨日日本酒を飲みすぎて、楽しい思い出と一緒にプレゼン内容も飛んでいってしまった様です・・・(苦笑)。
胸ポケットにカンニングペーパーを用意しておく

万が一の際のお守りとして、カンニングペーパーを胸ポケットに用意しておくのも良いです。

ジョークのタイミングで見るのも良いですし、何より何かあっても大丈夫というメンタル的な安堵につながるため、発表前には使う使わないにしろ、用意しておくとよいです。

まとめ

いかがだったでしょうか?プレゼンはとにかく場数と練習をこなすことで、改善されていきます。

また、何かあった時のシミュレーションを予め想定しておくことで、プレゼン内容が逸れていっても立ち直すことができます。

是非上記のポイントを押させながら、キーププラクティシングしていってください。

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Nickey

Nickey

愛知県出身で、現在はベトナムのフエに在住。デンソーやNTTデータベトナムを経て、ベトナム法人 HD Global Consulting Co.,Ltd, を設立。 ベトナムから東南アジアを中心とした世界の面白いや少し役に立つ情報を発信しています。ベトナム人の妻を持つパパであり、日々ベトナム語と格闘中。

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