ベトナム語をゼロからマスターするための勉強方法を紹介します。

近年急速に観光客や日本への移住者が増えてきており、注目を浴びているベトナム。日本とベトナムの距離が縮まってくるに従って、ベトナム語の需要はどんどん高まってきています。

しかしながら、日本でベトナム語を話せる人材はまだまだ多いとは言えず、今後期待される言語となるでしょう。

今回はベトナム語をゼロから始めて勉強しようと思っている方に向けてベトナム語をどのように勉強していけば良いかを紹介していきます。

ベトナム語とは一体どんな言語?!

ベトナム語はベトナムで話されている言語であり、人口は9000万人ほどで日本と同じぐらいいます。

世界中では約1億人ほどが話す言語だとされており、その話者は年々増えているため、今後注目される言語のひとつになるでしょう。

ベトナムは南北に長い国であり、一般的にハノイを北部、ホーチミンを南部、フエからニャチャンまでをベトナムの中部地方と呼びます。

北部と中部、南部では方言があり、言葉や発音が違います。日本でいう標準語と大阪弁の違いのレベルではなく、ベトナム人同士でも北部と南部では意思疎通が困難な場合が多々見られます。

出典:ベトナムの魅力 | WorldTravelog- 海外生活・旅行日記

ベトナム語を学ぶ際には方言を決める

そのため、ベトナム語を学ぶ前に、どの方言を学ぶのかを決める必要があります。多くの教材では北部と南部の発音が両方載っているいます。

リスニングに関しては、両方聞き取れるようにする必要がありますが、スピーキングはどちらか決めてから勉強する必要があります。

日本人にとっては、南部の発音の方が比較的複雑な発音がないため、お勧めです。

ベトナム語は発音をベースにした言語

日本語は世界的に見て、あまり発音方法はシンプルで簡単だと言われる反面、文字(ひらがな、カタカナ、漢字)や文法が難しい言語だと言われています。

逆にベトナム語は文字(アルファベット)や文法は簡単だといわれる反面、発音がとても難しいです。発音の違いで意味や文章を構成します。

そのため、ベトナム語は発音を中心に学んでいく必要が出てきます。

ベトナム語をゼロからマスターするための勉強方法(基礎編)

まずは発音を学習する

ベトナム語を学ぶ上でばず大事になるのが、発音です。ここが突破できないと全く通じず、ベトナム語をマスターすることは難しいです。

ベトナム語の発音は英語の発音記号が近道?!

発音を学ぶ上で、CD等で何回も聞くのも良いですが、文字からある程度正確な発音をする力が身に付きません。

また、ベトナム人が教えてくれる環境があればよいですが、ない場合に役立つのが英語の発音です。

発音を文字からできるようになるためにも、英語の発音記号から勉強することをお勧めします。(英語の発音記号がわからない方はそこから勉強してみてください)

英語の発音でベトナム語の発音はだいたいカバーすることができます。少なくともカタカナ発音で勉強をし始めるのは絶対に避けましょう。

英語発音とベトナム語発音の比較表

母音と子音ごとに発音の仕方をまとめた表です。ご覧の通り、母音の発音だけでも10種類あります。

ベトナム語ではこれらの発音を使い分けないと、コミュニケーションを取ることができません。

ベトナムの母音の英語発音記号での発音表

ベトナム語の母音 英語での発音記号 英単語での発音例
 a  æ  apple
 ă  ʌ  cut
 â  / ə / または / ʌ /  run
 e  e  red
 ê  ei  face
 o  ɔː  fault
 ô  ou  No
 ơ  ə:  learn
 u  uː  shoot
 ư  ʌ  huh

ベトナムの子音の英語発音記号での発音表

ベトナム語の母音 英語での発音記号 英単語での発音例
 b  b  bed
 c  k  cook
 ch  ch  beach
 d  z  zoo
 đ  d  dance
 g  g  get
 gh  g  get
 h  h  human
 k  k  call
 kh  ch  beach
 l  l  let
 m  m  memo
 n  n  name
 ng/ngh  ng  long
 nh  nj  lasagna
 p  p  pet
 ph  f  flog
 q  q  queen
 r  r  red
 s  s  song
 t  t  test
 th  t  test
 tr  dge  edge
 v  v  voice
 x  s  song
 y  i  see
英語発音からベトナム語の発音を学ぶ

 

ベトナム語の声調を学習する

次に学習しておきたいのが、声調です。日本語には声調の概念がありませんが、中国語やベトナム語には声調というものがあります。

この声調を学ばないと、発音と同じく全くコミュニケーションが取れません。しっかりとおさえた後に文法等を勉強するようにします。

声調とは何か?

声調とは、言葉の抑揚です。言葉に抑揚を付けることで、ベトナム語は意味が変わってきます。

関西弁ではよく語尾を上げることがありすが、あのように言葉に抑揚を付けることを声調といいます。

ベトナム語の声調について

ベトナム語の声調は6種類あり(中国語は4種類)、文字の上に記号を付けることで、区別しています(下図)。

1.タインガン フラットに抑揚を付けずに発声します。

2.タインフイエン 語尾を低く下げて発声します。

3.タインサック 語尾に向かって上げていくように発声します。

4.タインホーイ 一度低く下げた後に、語尾に向かって上げていきます。

5.タインガー 低いところから発生し始め、急激に高く上げた後、鼻孔を閉じるように止めます。

南の方言(ホーチミン)では4番目のタインホーイをあまり変わりません。

6.タインナン 低いところから始まり、さらに低いところで、鼻孔を閉じる閉じるように止めます。

 

出典:wikipedia「ベトナム語」

ベトナム語の文法を勉強する

まずは発音と声調を勉強し、それをマスターできれば文法や単語を勉強していくことをお勧めします。

ベトナム語の文法は実はそれほど難しくはありません。

ベトナム語は発音が難しい分、文法等はとてもシンプルな構成となっています。また、文字もアルファベットを使うため、新しく覚える必要もありません。

基本的には、市販されている教材やインターネットのサイトを参考に勉強していけば問題ありません。

お勧めの教材!

ベトナム語の文法は日本語では色々な教材が出ているため、自分の好みの初心者向けの本を購入すればよいと思います。

もし迷った場合は「はじめてのベトナム語」を使ってみてください。文法を中心に学べるので、学びやすい本となっています。

ベトナム語の単語を学ぶ

発音、文法を学び終えれば、後は単語の量を増やしていくだけです。

単語を覚えるためのポイント
単語帳を使用する

単語を増やす上で、単語帳は非常に役立ちます。通勤中や暇なときに手軽に単語を覚えられるのでとても役立ちます。

日本ではベトナムの単語帳等があまり販売されていないため、中級者以上の単語を覚えるのは大変ですが、その中でもお勧めの単語帳を紹介します。

お勧めの単語帳

単語帳を選ぶ際には、単語だけでなく音声が付いてくるものをお勧めします。

・VIETNAMESE VOCABULARY BOOK Vol.1

当サイトからリリースした単語帳です。音声機能や単語確認クイズアプリがネット上で無料で利用できるので、是非利用してみてください。

ダウンロードはこちらから

 

ベトナム語基本単語2000

ある程度の単語量があり、かつCDが別冊ではありますが、購入できる「ベトナム語基本単語2000」がお勧めです。

また、他の単語帳でも問題ありませんが、音声が付いているものをお勧めします。

アプリを使用して単語を覚えるなら”VIET CAFE”

当サイトではベトナム語の単語を覚えるためのクイズアプリを提供しています。

無料で使用できるので是非利用してみてください。

ベトナム語単語アプリ

 

文字ではなく音で覚える

くどいようですが、ベトナム語で大事なのは音です。そのため、文字だけを覚えるのではなく、発音、声調を意識し、音で覚えるようにしましょう。

北部と南部の両方を覚える

北部と南部で発音が違うと前述しましたが、両方を覚えないと色々なベトナム人とコミュニケーションすることができません。

赴任等で場所が決まっているのであれば、その土地に近い方を学べば大丈夫ですが、そうでない場合は両方覚えておくことをお勧めします。

ベトナム人同士でもわからない事は多々ありますが、基本的なことは両方の方言を知っています。

 

ベトナム語をゼロからマスターするための勉強方法(応用編)

語学を学ぶ上で、現地に行ったり、現在の文化に触れることはとても大切です。またこれらは語学を学ぶ上でとても大切なモチベーションの維持にも繋がります。

ベトナム語の動画を見たり、音楽を聴いたりする

英語の勉強などと同様に、ベトナム語も動画を見たり、音楽聞くことをお勧めします。

しかしながら、ベトナムの映画DVDや音楽CDは日本で手に入れるのはとても難しいため、YOUTUBE等を使うとよいです。

お勧めの動画

NEWLYWEDS

日本の「新婚さんいらっしゃい」のベトナムバージョンです。ベトナムでの人気の番組となっています。

 

Vietnam Idol

アメリカやイギリスで人気のIdolシリーズのベトナムバージョンです。こちらもベトナムでの人気の番組となっています。

 

時間があればベトナムへいって本場のベトナム語を勉強する

ベトナムは日本から直行便で5時間程度と比較的近い国です。料金も年々安くなってきており、往復5万程度で行くことができます。

また、2018年度より関空と成田からベトナムのLCCであるベトジェットエアが開設される予定です。

さらに半額程度の料金でベトナムへ行くことができるようになることが予測できるので、ベトナム語の勉強者にとっては朗報ですね。

日本で勉強するだけでは、息が詰まってしまいますので、現地に行ってベトナム語を使うことで、ベトナム語の能力はさらに向上するはずです。

LCC格安航空関連の記事

 

まとめ

いかがだったでしょうか?ベトナム語は発音がとても重要な言語です。

また、文法等は比較的簡単なため、インプットも重要ですが、アウトプット無しには向上しない言語とも言えます。そのため、話す機会を多く作りながら、学習していきましょう。

LCCも就航し、さらに距離が近くなるベトナム。今後もベトナム語の需要が高まってくることは明らかですので、是非マスターしてステップアップしましょう。

ご質問等が御座いましたら、お問い合わせフォームからお願いします。

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