英語を学べばポジティブに?!言語は性格まで変える可能性を秘めている

こんにちはニキです。

この間、おもしろい記事をJapan News(読売新聞系列)で読みました。その内容とは「言語が性格に影響しているかも」というものでした。

バイリンガルは多重人格なのか?

一般的に欧米諸国の人は日本人よりも陽気な人が多いと言われていますが、この原因が言語構造と直接的に関係があるといった見解は以外と少ないと思います。

しかしながら、言われてみれば帰国子女(例として欧米の言語を話す)はポジティブな人が多いような印象を持ちます。

私自身、普段から英語、日本語を仕事柄使わざる得ない状況なので、使っていますが、言語によって明らかに話の持っていきかたは変化しますし、それは日常の生活にまで影響します。

【FYI】ちみなみ私の語学能力はというと(ご参考までに・・・)

日本語:母国語

英語:それなり(仕事で常に必要な環境、現地でインターンをしていた時もあり)

中国語:中学生レベル(昔、留学していました。)

ベトナム語:奥さんがベトナム人ですが、赤ちゃんレベル

 

裏付けるような研究結果が多数あります

『Psychological Science』のTwo Languages, Two Minds Flexible Cognitive Processing Driven by Language of Operationの論文によると、バイリンガルにおいて、その瞬間に使っている言語はその行動にも影響することがわかりました。

実際に英語とドイツ語は話せるバイリンガルのドイツ人はドイツ語を使っている際には、ドイツ語の特徴でもある物事の全体事象を捉えるように話し出したのに対して、英語では、そのような捉え方をしなかったそうです。このように、言語によって明らかに思考回路が違っていることを証明しています。

また、Psychology todayによると何人かのバイリンガルにアンケートを取った結果、このような結果がでたそうです。

Bilingual 1: “When I’m around Anglo-Americans, I find myself awkward and unable to choose my words quickly enough … When I’m amongst Latinos/Spanish-speakers, I don’t feel shy at all. I’m witty, friendly, and … I become very out-going.”

バイリンガル1: 私がアングロ・アメリカン(イギリス系アメリカ人)の周りでは、自分自身がぎこちなく、素早く言葉を出すことできないんだ・・・。だけど、スペイン語を話しているときは、全く臆病になることもなく、知的で友好的になり、とても外交的になるんだよ。

Bilingual 2: “In English, my speech is very polite, with a relaxed tone, always saying “please” and “excuse me.” When I speak Greek, I start talking more rapidly, with a tone of anxiety and in a kind of rude way…”.

バイリンガル2:英語では、とても礼儀正しく、リラックスしたトーンで話せるんだ。いつも”お願いします”とか”すいません”が口から出てくるからね。しかし、私がギリシャ語を話すとき、話すスピードは速くなり、無礼ですこし不機嫌なトーンで話してしまうよ。

Bilingual 3: “I find when I’m speaking Russian I feel like a much more gentle, “softer” person. In English, I feel more “harsh,” “businesslike.”

バイリンガル3:私がロシア語を話しているとき、とても礼儀正しく、やさしい人柄になるんだ。だけど、英語だとk厳しい口調でビジネスライクな話し方になってしまうんだ。

Psychology todayにとるアンケート結果

 

さらに、日本人女性を対象に行った実験でもとても興味深い結果が出ています。

この実験ではバイリンガルの日本人女性(英語、日本語)にいくつかの質問をした際に、日本人女性はどのように答えたのかを比較したものです。

1. When my wishes conflict with my family…

私のやりたいことが家族のせいできないと分かった時はどうする?

[Japanese] It is a time of great unhappiness.

[日本語] それは、とても残念なことです(あきらめなければいけない)。

[English] I do what I want

[英語] 私がやりたいことをやるわ。

2. I will propably become

将来は何になりたい?

[Japanese] a hosewife

[日本語] 専業主婦かしら。

[English] a teacher

[英語] 先生になりたい。

3. Real friends should…

本当の友達とはどうあるべきですか?

[Japanese] help each other

[日本語] お互い助け合う関係が必要

[English] be very frank

[英語] なんでも言えるとてもフランクな関係

バイリンガルの日本人女性に対する質問と返答

 

新たな言語を身に着けば、新たな性格を得る

新たな言語を身につけると、新たな性格を得ることができるとバイリンガルの人の中では言われています。

新しい言葉に対する性格は、言葉を取得した時から赤ちゃんのように生まれていくのです。時には、アグレッシブな、時にはとても謙虚な性格が生まれることもあります。

バイリンガルにとって言語が切り替わると性格も切り替わる

バイリンガルにとって言語が切り替わると、性格も切り替わります。

例えば、英語を話しているときは、英語で考え、英語で話すようになるので、自然とジェスチャーや相槌も大胆になっていきます。

言語によって性格や考え方が違ってきてしまう理由

では、言語によってなぜ、性格や考え方が違ってくるのか、私なりの意見を考えてみました。

言語によって時制の捉え方が違う

まず、考え方が違ってくる理由の一つとして自制の捉え方があると考えます。

例えば、日本語はあまり時制を厳格に切り分けないのに対して、英語は厳格に、過去形、現在形、未来形、完了形など切り分けます。

また、完了形や、過去形は中国語にも存在しますが、自制の捉え方や定義が英語のものとは全く違ってきます(一般的に過去形の時に使う「了」は有名ですが、完了形でも、時には未来のことを言う際にも使用します)。

このように、時制の捉え方の違いは思考回路に違いを生み出します。

もちろん、文法も全く違う

英語ではSVO構文を用いるのに対して、日本語ではSOV構文を用います。

そのため、自然と英語では動作に重点が置かれるのに対して、日本語ではその目的語に重点が置かれて、動作に対しては曖昧に表現してしまったりすることは多々あります。

高文脈文化、低文脈文化

言語の中のカテゴライゼーションとして、高文脈文化(高コンテクスト文化)と低文脈文化(低コンテクスト文化)というものがあります。

日本人が英語を話すのが苦手と言われる要因は、この文脈の違いが両極端に位置しているからとも言われています。

高文脈文化のコミュニケーションとは、実際に言葉として表現された内容よりも言葉にされていないのに相手に理解される(理解したと思われる)内容のほうが豊かな伝達方式であり、その最極端な言語として日本語を挙げている。

一方の低文脈文化のコミュニケーションでは、言葉に表現された内容のみが情報としての意味を持ち、言葉にしていない内容は伝わらないとされる。最極端な言語としてはドイツ語を挙げている。

参照 Wikipedia「高・低文脈文化」

丁寧な言葉も重みが違う

日本語の尊敬語や謙譲語のように、英語にも丁寧な言い回しは存在します。しかしながら、その丁寧さの加減は全く違います。

同じ尊敬語、丁寧語でもその国の言語によって使用する状況や重みが全然違います。これらが、性格や考え方に影響しているのは明らかだと思います。

その言語でしか捉えならないことはかなり多い

言葉の中にはその言語でしか、表現できない(理解できない)ことはたくさんあります。日本語では「渋い」「和」などの言語があり、日本語では理解することができますが、英語では全く表現できません。

このように、その言語でしか表せない意味や言葉が性格へ影響している可能性も高いです。

これらの特製により、言語により見る視点はかなり変わる

これらの言語的な特徴より、言語によってものを見る視点はがらっと変わってしまいます。

言い換えると、使う言語によって性格が変わってしまうのは当たり前だと言えます。

性格が変わらないと言語習得は難しい?!

最近では、英語を勉強する際に、言語より先に文化を学ぶ方が増えてきているようです。

その国の文化を学び、考え方を英語脳にしないと、いつまでたっても英語を使ってコミュニケーションをすることは難しいでしょう。

日本人は真面目でシャイ?そのような言語構造

一般的に日本人は真面目でシャイであると言われています(固定観念かもしれませんが)。実は日本人がシャイなのは、言語構造から来ているのではないかと思います。

婉曲した表現を好み、高文脈文化の中でも端に位置する日本語は、あまり言葉を発する必要のない言語なのです。そして、それが良いと捉えられている言語なのです。

バイリンガルをお勧めする理由

私は、他の言語を学ぶことをお勧めしています。研究によるとボケにくくなったり、頭の回転が速くなるなどの結果があるそうですが、それよりも人として成長できるのではないかと思います。

見る視点が変わるのは人として成長できる

言語を学ぶと様々な捉え方をできるようになります。物事を多角的に捉えらる能力はビジネスにおいても、生活において、人を成長させるはずです。

性格がポジティブになる?!

さて、この記事の冒頭のタイトルにやっと戻りますが、様々な言語を学ぶことによって、様々な視点から物事を捉えることができるようになります。

したがって、問題解決能力が向上するため、性格がポジティブになると私は思っています。

また、少なからず、第二言語での性格は母国語の際も影響を受けるようになります。常にポジティブに考えるような言語であれば、自然と全体的にポジティブに捉えらえるようになると考えいます。

そのため、英語を学ぶと性格がポジティブになるというのは、あながち間違っていないと思っています。

話が変わりますが・・・
イラストのように、アメリカでは雨が降っても、滅多に傘をさす人がいません。初めて見た瞬間は、物事の捉え方は国によって本当に違うなあとつくづく感じました。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?バイリンガルが二つの性格を持っているというのは、間違いではないでしょう。そして、それは自然と言語の構造や文化背景から来るもののはずです(そうでないとコミュニケーションが取れないため)。

また、同じ人である以上、新しい言語(第二言語)が母国語に何らかの形で影響があるのも明らかでしょう。そして、その影響は多角的に物事を捉えられるなど、良い影響があると考えます。

英語等の勉強をすることによって、よりポジティブに、豊かな生活が送れるようになるかもしれませんね!

 

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