国際結婚での喧嘩は大変!相手に言ってはいけないフレーズをご紹介します。

みなさん、こんにちはニキです。

国際結婚、国際カップルであると異文化や言語の違いもあり、通常よりも喧嘩が多くなりがちです(もちろん、喧嘩をしないカップルも多数いますので悪しからず)。

国際カップルのみなさま、ひょっとした一言がさらに喧嘩を悪化させ、収拾がつかなくなってしまう場合はありませんか?

異文化、異国であるからこそ、起こってしまう問題はたくさんあると思います。しかしながら、相手の状況や心情を考えてないといけないことも多々あります。

そんな、国際カップルの喧嘩を悪化させてしまう、絶対に言ってはいけないフレーズを紹介したいと思います。

国際結婚での喧嘩は大変!相手に言ってはいけないフレーズをご紹介します。

カップル同士の喧嘩を牽引してしまい、喧嘩に火を着けてしまう絶対に言ってはいけないフレーズを紹介します。

ここは○○だよ?(郷に入れば郷に従え)

絶対に言ってはいけないフレーズ1つ目はこの言葉、「ここは日本だよ?!(例)」です。

日本人には「馴染みのある郷に入れば郷に従え」確かに、文化に合わせて順応することは重要です。

しかしながら、夫婦間にこの考えを持ってくると高確率で喧嘩になります。

今まで生きてきた何十年という異国の文化や経験はそう簡単に変わるものではありません。

異国で暮らしている本人は、その国の人以上に大変な場合はほとんどです。そのため、相手の文化を理解し、時には相手の文化で物事を進めていく必要があります。

郷に入れば郷に従え

その土地やその環境に入ったならば、そこでの習慣ややり方に従うのが賢い生き方である、などの意味の表現。「郷に入っては郷に従え」などとも言う。

参照:https://www.weblio.jp/content/郷に入れば郷に従え

これだから○○人は・・・。

絶対に言ってはいけないフレーズ2つ目はこの言葉、「これだから日本人は(例)」です。

国によってある程度の固定観念はあると思います。我々日本人も「この国はいい国だ!」とか「この国はマナーが悪い!」などの固定観念をある程度持っていると思います。

しかしながら、それが全て人に当てはまるものではありません。相手の人種や国のイメージを当てつけるのは、とても失礼なことですし、人権問題にも発展しかねません。

このような問題は、日本以上に海外ではセンシティブなことです。

人種や国のことに絡めてたフレーズは相手に強い不快感を感じさせます。絶対にやめましょう。高確率で喧嘩になります。

何でそんなこともできないのか?

絶対に言ってはいけないフレーズ3つ目はこの言葉、「何でそんなこともできないのか」です。

自分の国では当たり前であることが、出来なかったり、知らなかった時に言ってしまいがちです。

相手にとっては、初めてのことだったということは国際カップルにあいて珍しいことではありません。

たとえどんなに常識であっても知らないことを、馬鹿にしては絶対にいけません。丁寧に教えてあげることを心掛けてください。

何言っているのかわからない(言語的な問題)

絶対に言ってはいけないフレーズ4つ目はこの言葉、「何言っているかわからない」です。

国際カップルにおいて、言語の問題は必ず出てきます。

母国語同士でないと、コミュニケーションが上手く取れないことは多く、相手が何を言っているのかわからないもしくは、理解できない場合は多々あります。

その際に、だんだんイライラしてきて、発してしまうのが「何いっているのかわからない」です。自分が一生懸命に話していることに対して、理解できないと否定されることは相手にとって不快を与えます。

母国語を使っている側が意味を言い直して、確認するなど、直接的に「何を言っているかわからない」というのは避けた方がベターです。

国に帰れ!

絶対に言ってはいけないフレーズ5つ目はこの言葉、「国に帰れ!」です。

この言葉は喧嘩していても、絶対に言ってはいけません。ダメ・ゼッタイ。

現実的にそう簡単に国に帰ることができないことなど誰にでもわかることです。

冗談であっても、絶対に言わない方がよいです。上の項目にも書きましたが、国や人種に対しての発言はあまりよい方向には転びません。

しっかりと相手のことを理解して、発言するのが良いと思います。

謝ってほしい!ごめんなさい

絶対に言ってはいけないフレーズ6つ目はこの言葉、「謝ってほしい!ごめんなさい」です。

私含め、日本人は謝る文化があるので、つい言ってしまいがちですが、海外には意外にも謝る文化がない国は多いです。

そのため、「謝れ!」と言うと、火に油を注いでしまう場合は多々あります。

また、逆に「ごめんなさい」といっても全然効果がない場合も多々あります。何に対して謝っているのか?そして、次にどうするのか相手に伝えるのがベターです。

ただただ謝るのはかえって悪化してしまう場合があるので注意が必要です。

悪いジョークや隠喩

こちらはフレーズではありませんが、ジョークと隠喩は注意して使わないと喧嘩になりかねません。

日本人は高文脈文化といい、言語的に言葉の意味を直接的に言わない傾向があります。

そのため、表向きには悪い意味があるような言葉やフレーズは避けた方が良いです。

Crazy about ? 英語で誤解が生じたケース
隠喩のようなことは日本語だけに限りません。以前第二言語として英語を使用している人と話している際に私は冗談で、
Are you crazy about her, right? と質問した際、相手はcrazy部分に反応したようで、かなり激怒させてしまった経験があります。
ちなみにcrazy about「~に夢中」という意味です。いい意味で使う場合も多いのですが、誤解を生じてしまいました。おそらく、Do you like her? などと言った方がよかったでしょう。

お互いの文化を理解して、尊重し合うことが大切

いろいろなフレーズを紹介してきましたが、相手のことを理解し、尊重し合っていれば出てこないフレーズだとは思います(これがなかなか難しいのですが・・・笑)。

時には喧嘩するのも大切です。しっかりと話しあて相手のことを知るように心がけることが、上手くやっている秘訣です。

私も日々勉強しながら、関係を築いていっております。

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Jenny

Jenny

ベトナムのフエ出身。高校卒業後、日本の国立大学へ進学。 大学卒業後は日本の観光業の仕事に携わる。2020年にベトナムへ戻り、ベトナム法人 HD Global Consulting Co.,Ltd. を立ち上げる。 ベトナムから日本とのビジネス支援を行っている。

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