ドギーバックをお得に使ってお金を節約する方法をご紹介します。

みなさん、こんにちは!ジェニーです。

ついついお腹がすいて、料理を頼みすぎてしまった経験はありませんか?

無理して食べようとしても、食べすぎは健康に良くない・・・かといって、残しておくのももったいない。可能なら持って帰りたいと思っても、マナーが悪い行動に見えて恥ずかしいと思っている人は多いと思います。

今回は、残した物を恥じることなく持ち帰る「ドギーバック」について紹介します。

ドギーバックをお得に使ってお金を節約する方法をご紹介します。

日本での一般的なレストランにおける残飯のマナー

日本では食べ残した物はそのまま残して置くのが一般的なマナーだと思います。まだ食べられる物を捨ててしまう事は勿体ないですが、食べ残した物を持ち帰る事は「行儀が悪い」という印象を持つ人は少なくないはずです。

実際に私は、レストランで残飯を持ち帰る人を日本で見た事がありません。しかし、海外ではレストランで食べ残したものを持ち帰る習慣はなんら珍しくありません。

海外ではどうなってるの?

海外ではレストランでの食べ残しは積極的に持ち帰る習慣があります。私は以前滞在していた中国やアメリカでは当たり前の習慣でした。

お店側がドギーバックという食べ残し専用の箱やタッパーを用意していて中に食べ残しの料理入れて包んでくれます。

お腹がいっぱいになったら、「持ち帰りたい。」の一言でお店側がタッパーなどを持って来てくれます。

海外で食べ残しを持ち帰る事は「行儀が悪い」行為ではないので、当然の事のように多くの人が利用しています。

ドギーバックの外観 出典:toollito.com

ドギーバックを活用して、次のご飯を節約!

私が中国にいた時によく見かけた事ですが、ファミリー向けのレストランでは明日の朝ご飯を見越して多めに注文している人も多くいました。

このように、残った料理は捨てずに持ち帰る事で、次の食事の費用を節約する事ができます。また、レストラン側も残飯処理をしなくて済むので、一石二鳥の習慣だと言えます。

ドギーバックを活用するで世界の人々を救う~日本は世界一食べものを無駄にしている国なんです

知っていますか?日本は年間約2000万トンもの食品廃棄量があり、その中でも約600万トンは食べ残しや手つかずの食べ物だと言われています。

この量は1人あたりの食品廃棄量にすると、世界一になります。世界中には食料を得られないために栄養不良に苦しんでいる人や命まで落としている人が多くいます。

この日本の食べ残しや手つかずの食べ物の無駄をなくす事で、約2000万人もの人達を飢餓から救う頃ができると言われています。

ドギーバックを日本でも活用する事で、多くの人々を救う事ができます。

日本ではなかなかドギーバックが浸透もう一つの理由(食中毒の問題)

ドギーバックが浸透しない一つの理由として、初めに述べたように日本のマナー(持ち帰る事が自体が行儀がわるい、または恥ずかしいと思う文化にある)にあります。しかし、もう一つの理由として日本は湿気が多い気候のため、食中毒が起こりやすい環境にある事が挙げられます。そして、持ち帰った食べ物が原因で、レストラン側が責任を取らなければいけない可能性がある事を恐れています。

ドギーバックはあくまでも自己責任で行う

正しい知識を持って、正しく対処すればドギーバックは人や環境に優しく、飢餓問題などを解決する救世主となるはずです。そのためには各個人が正しい知識を習得する必要があります。

正しい知識がないと、食中毒等になってしまう可能性があるので注意が必要です。

基本的な食中毒の予防方法(ドギーバック編)

・持ち帰った食べ物はできるだけ、早めに食べる

・ドギーバックを用いて持ち帰った残りの食べ物はすぐ冷蔵保存する

食中毒を引き起こす菌は冷蔵又は冷凍することで、増殖を抑える又は止める事ができます。

・食べる前に悪臭や変色がないか確かめる

・食べる前に加熱処理を行う

加熱する事で菌は死滅します。目安は75度以上で一分以上の加熱です。

 まとめ

いかがだったでしょうか?ドギーバックを正しく活用する事で、環境にも人にもお金にもメリットがありいい事尽くしです。

まだ日本では一般化していませんが、今後普及してく事を願っています。

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Nickey

Nickey

愛知県出身で、現在はベトナムのフエに在住。デンソーやNTTデータベトナムを経て、ベトナム法人 HD Global Consulting Co.,Ltd, を設立。 ベトナムから東南アジアを中心とした世界の面白いや少し役に立つ情報を発信しています。ベトナム人の妻を持つパパであり、日々ベトナム語と格闘中。

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