新卒での就職活動では大手企業を目指せ。意外と知らない大手企業へ入社する事のメリット

就活活動など行う際に漠然と大手企業に就職したいという学生は少なくない様に思います。かという私も新卒での就職活動中はいわゆる大手企業に就職したいと考えていました。

私も志望動機は単純な理由だった

当時は「大手企業と言えば給料がいい。」「安定している。」「かっこいい。」などという単純な理由で就活をしていました。

こういう表現をすると「就職活動はネームバリューだけで決めるべきではない。」とか、「大手企業に入る事が目的とすべきではなく、やりたい事で企業を決めるべきだ。」という意見を持つ方も少なくないと思います。

確かにそれはその通りだと思います。しかし、企業の中の事など実際に入ってみないと分からない事だらけであるのも事実です。ネットに書いてあるような情報などあてにならないものの方が多いと私自身感じています。

仕事のやりがいや自分のやりたい仕事を目指す事も大いに良い事だと思います。しかし、働いてみると、それと同程度かそれ以上に「お金」「ワークライフバランス」、「安定性」などの重要性にも気付くはずです。

今回は意外に詳しくは知らない大手企業のメリットのあれこれについて話して行こうと思います。

大手企業とは

前回の記事にも記載しましたが、大手企業の定義はとても曖昧です。しかし、ここではTOPIX CORE30 LARGE70のような企業の中でも就活人気企業を指す事にします。

TOPIX CORE30:東京証券取引所の全銘柄の内、流動性の特に高い30銘柄。事実上の時価総額トップ30を表している。

TOPIX LARGE70:事実上の時価総額トップ30から100を表している。

 

大手企業に入る事のメリット

大手企業に入れば転職の幅が利く

大手企業に入る一番の利点として上げたいのが、大手企業から他の大手企業や中小企業に転職するのはそれほど難しくはないです。しかし、中小から大手企業に転職する事は至難の業です。

現状の日本の社会では転職はネガティブに捉えられてしまう事が多く、今より上の企業にいく事が難しいです。就活前に大手や中小のメリット、デメリットを問うサイトもちらほら存在しますが、はっきり言って仕事内容などは入社してみないと何をするのかはわからない事がほとんどです。

大手企業に入って風土などが合わないと感じたなら、中小企業に転職すればいいと思います。しかしその逆はかなり難しい事を頭に入れて置いた方がいいです。

「大手病」などという言葉が流行っているようですが、むしろ「大手病」の方が今度のリスクなどを考慮すると健全な判断だと私は思います。日本の就職活動では未だ新卒至上主義がまかり通っているので、多くの選択肢を試す意味でも全力で大手病になるべきだと思います。

入社後のギャップが比較的小さい

入社してみたら実際の業務や給料体系など、思っていたものとは違うという事が中小企業では大手企業に比べて多いと言われています。前書きにも言いましたが、企業の中の実態などは実際に入ってみないとわからないことが多いです。

実際にリクルーターをしていた経験から言いますが、就職活動などでの企業説明なんて会社の良い所だけを切り取っているようなものです(学生も同じようなものですが笑)。

年間休日などは書面だけ、残業代も出ないなんて事も企業によってはあるようです。もう一度言いますが、企業の実態等は書面からは殆どわからないし、あてにならないです。

日本の社会構造では、入社してからでは取返しの付かなくなる可能性があります。この入社前と入社後のギャップが大手企業では比較的小さいです。

大手企業は法令順守意識が高い

近年、パワハラやセクハラ、サービス残業などマスコミなどが多く取り上げる傾向にあります。大企業になるほど信頼の失墜は会社経営に影響するため、過剰なほどに法令遵守を意識している企業は少なくないです。

そのため、サービス残業が少なく、給与体系など労働基準法をしっかりと守っているケースが多いです。また、大企業は自社に労働組合を持っているケースが多く、仮に理不尽な事があったりした場合でも、一緒に戦ってくれるはずです(実際に機能していない企業も多いですが・・・)。

実際に理不尽な件に合わないと有り難みはわかりにくいと思いますが、いざという時に助けてくれる仕組みが大企業には備わっています。

経営の状況などが把握できる

大手企業のほとんどは上場しているため、経営の状態などをIR(有価証券報告書)から把握する事ができる(最近色々と問題になっている虚偽の申告をしている場合は別ですが)。

会社説明会などで「売上げが伸びている」などの情報を鵜呑みにしてはいけないですよ。実際に、売上げが伸びていても経常利益や当期利益では赤字なんて事はよくあります。また、経常利益が黒字でもキャッシュフローの流れが悪く、いわゆる黒字倒産した会社も存在します(昔の英会話のノバなどがそうですね)。

IRがあればある程度推測ができますが、上場をしていない会社の経営状態を知る事は不可能に近いです。そのような企業に入社するのは博打要素を含んでいる事を忘れてはいけません。

有価証券報告書とは

 

給与水準が高い

このあたりは想像がつきやすいかと思いますが、大手企業は中小企業などに比べて給与基準が高いです。

就職活動などで、基本給見て「大手でも中小でもそんなに変わらないではないか」と思うのは間違えです。社会人の年収の差は賞与(ボーナス)と残業の差がほとんどです。

中小企業では、ボーナスは貰えるだけで良いなど雀の涙ほどの企業が存在する中で、大手企業では賞与5ヶ月〜6ヶ月ほど貰えるケースが多いです。

また残業代にもカラクリがあり、基本的に月平均所定労働時間を使って残業代の基本給は算出されます。つまり、大企業では年間休日が多いため、中小企業に比べ、残業代の基本給は高く設定されているのです。

福利厚生が充実している

大手企業に勤めると様々なサービスを受けられます。就職活動をしていると福利厚生という言葉を耳にする機会が多いと思いますが、意外とその企業の福利厚生の内容を細かく調べている人は少ないと思います。そのため、あまり比較されず、重要視されていないようにも見られます。

中小企業ではほとんど福利厚生がないような企業も少なくない中、大手企業では、家賃手当や住宅手当があったり、健康保険や自動車保険などに格安で入れたりします。

これらは半額以上の割引や手当なども珍しくないです(例えば自動車保険など年10万以上する商品が半額以下になります)。それだけでなく、企業年金や持ち株制度など言い出したら切りがありません。

大手企業では福利厚生が充実しているため、給料が多いが出費も押さえる事ができるのです。そのため、年収以上に自由に使えるお金があることになります。

経営状態や雇用が安定している

大手企業は中小企業に比べて、経営状態や雇用が安定しています。最近はよくニュースで大企業の経営悪化や倒産、リストラなどを目にしますが、中小企業では日常茶飯事で起きているため、記事にすらならないです。

また、大手企業が倒産しそうになると国が救済してくれるケース(JALの経営破綻や東芝など)もあり、万が一の時にも中小企業に比べると倒産しない可能性が高いです。また、大手企業には労働組合がある場合が多く、不当なリストラなども起きにくいです。

人間関係で嫌になっても移動できる

仕事での人間関係の問題はしばしば起こります。これはどこの企業でも同じですが、中小企業で問題が起こった場合では仕事を辞めざる得ない状況に陥る可能性が高いです。

しかし、大手企業なら従業員数が多い場合が多いため、部署を移動するだけでいいケースがあります。辞めてしまうと経歴にも傷が付きますが、部署移動なら問題は殆どありません。大手企業ではその会社の中でやり直しがきくのです。

ローンなどの審査に有利になる

大手企業に勤めていると、住宅ローンや自動車ローン、クレジット審査などに通りやすくなります。安定した大手企業の社員である事は、安心してお金を貸せる事に繋がるため、社会的信用度が上がります。

そのため、ローンなどの審査に通りやすいです。社会人になるとこれらのような審査に関わる機会が少なくないでし。社会的な信用度はとても大切です。

まとめ

正直今の日本の就職活動や転職活動の事を考えると、新卒では積極的に大手企業を狙って行くべきだと考えます。

高給料や安定性、世間体の良さなど一般に知られている事以外にも大手企業に就職するメリットはたくさんあります。

もしも大企業の気質が合わなかったら中小企業等に転職すればいいのです。その方が中小企業に新卒で入る場合よりも、高待遇の場合も少なくありません。

色々と書いてきましたが、人生で一度の就職活動(新卒)です。将来振り返って悔いのないようにがんばってほしいです。

大手企業に入るためには?

 

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