TOEICスコアに関する面接官が教えてくれない秘密のあれこれをご紹介します。

みなさん、こんにちは!ニキです。

就職活動をしているみなさん、英語の勉強をしていますでしょうか。

私も実は数年前に就職活動をしていました(まだ数十年ではないですよ笑)。おそらく最近の学生はTOEICを就職活動前に受け、履歴書に書く事は必須になっているはずです。

さて、このTOEICのスコア、面接官からどのように見られているのでしょうか?

少し私のことになりますが
私自身、就職活動時はTOEICスコア875点を持って挑みました。その後企業のリクルーターとしても活動していたので、それら経験を踏まえてご紹介させて頂きます。
このTOEICスコアは就活にどのくらい影響力があるのでしょうか?

TOEICと就活に関しては様々な意見が出ており、実際にはどのくらい影響力があるかどうかは不明瞭となっています。

「TOEICはあくまでも参考程度!」

「語学力は入社後に鍛えればいいので、決定打にはならない」

「TOEICで就活楽勝だった」

「TOEIC900、内定10社!」

などなど様々な意見が見られます。実際にはどうなのでしょうか?

今回は、気になる人も多いTOEICと就職活動について関係について私の経験を紹介していきます。

ちなみに私は企業でリクルーターもしていましたので、取る側としての意見も紹介していきたいと思います。

※私の主観が存分に入っているので悪しからず。

リクルーターについての紹介はこちら

就活とリクルーターを行った経験からTOEICと就職活動の関係について紹介します。

TOEICの高得点取得はかなりの武器になる

まず、この記事の結論から書きますと、日本で就職活動をするに当たって、TOEICの高得点の所持はかなりの武器になります。

手ぶらの群衆の中に、一人拳銃を持っているくらい強いです。どの企業もTOEICはあくまでも参考だとか、人物重視などと謳っていますが、それ以上の影響力は確実にあります。

さて、就活する上でどのくらい語学力は影響するのか、個人的な経験から紹介していきたいと思います。

TOEICの点数が就活成功へのキー?!

就活を通してわかったことは、職種にもよるのですが、グローバルな人材を積極的に募集している企業ではかなり優遇されているように感じました。

私の大学ではエントリーすら通る事がほぼできない様な企業でも、TOEICの点のお蔭?で面接まで漕ぎつける事ができたケースが何件かありました。

要するに、TOEICの点が高い事で足切に合う可能性を小さくする事ができ、他の自分よりも上位の学歴の方達と並ぶ事ができます。

ちなみに英検は?TOEFL?IELTS?
就職活動の中で、影響力が強い英語の資格は圧倒的にTOEICです。その理由は社会人に馴染みがあるからです。それだけです。
英検やTOEFL、IELTSのスコアを見せられても、その数字が凄いのか凄くないのか判断できる人はあまりいないです。あくまでも、TOEICで高いスコアを取ることが重要となってきます。
某企業インターンシップにて

私は就活前にある企業のインターンに参加しました(誰でも知っている名の知れている企業です)。

参加者は東大を始めとする旧帝大でほぼ占められている中、数人は旧帝大ではない方々がいました。しかし、彼らに共通しているのはほぼ全員TOEIC800以上を持っていた事でした。

まさに、TOEICが選考に何らかの形で影響していることがわかります。

英語力は必要なのか?TOEICのスコアは重要

TOEICのスコアと英語力(スピーキングやライティングを含む所謂、ビジネスができるかの力)は直結していないというのは私の意見です。しかしながら、就活で英語力が必要かと言われると答えは”ノー”です。

なぜなら、就活において英語力をアピールする機会ほぼありません。

あくまでもTOEICの点数がエントリーできるのに役立ったり、内定を得やすくなったりしていると感じました。

今の日本社会では、「見える化」や「定量化」が何度も叫ばれており、その定量化に適しているのが、TOEICなのです。

採用側としても、TOEICが高いは一番の理由にしやすい

これを言ったら、ちゃんと仕事をしろよ!なんて言われそうなんですが、TOEICの点数が高い学生は内定をあげるための目に見える数字があるので、次のステップへ上げやすいです。

上項目でも書きましたが、定量化が求められる日本社会では「いい人そう」だけでは、上にあげる材料としては不十分ですし、説明に労力が掛かるのです。

本来はじっくりと一人一人の内面を見るべきですが、綺麗ごとばかりでは骨が折れるのも本音です。

留学はアピールできるのか?

また、留学自体をアピールしてくる学生もかなり多くいましたが、近年では留学をしている学生は珍しくなく、その定義(語学学校も留学に入るのか?)はかなり曖昧になってきています。

英語を学んだ事をアピールする事はあまりプラスには働かなく(お金があれば、誰でもできますからね)、英語を使って何を学んだかが重要になってきます。

留学だけのアピールは、目に見えた数字の成果が分かりにくいので、評価がされにくいです。留学をした場合はTOEIC高得点は当然のように取っていないと逆に評価は下がるでしょう。

ちなみに他の外国語はどうなのか?

私は一度中国に短期留学したことがあり、中国語検定を所持しているので、そのことで面接官から高評価をいただいた事はありましたが、おそらく稀です。

英語以外の他の外国語(中国語やスペイン語)などはかなり高度なレベルにないと、とくにアピールする事はできず、話のネタにできる程度でした。(その企業が積極的に採用したい場合は別ですが・・・)

さらに、第三国語をアピールする場合は基本的に英語ができる事は前提です。

どのくらいから英語力はアピールできるのか?

TOEICは最低でも730点ぐらいからはアピールする事ができると個人的に思います。800点を超えてくると何もアピールしなくても、面接官からふられる事も多いです。

しかし、あくまでも英語は手段であるという事も踏まえ、そこから成し遂げた事をアピールするとさらに”グッド”です。

まとめ

いかがだったでしょうか?TOEICの高得点は就職活動にはかなり有利にはたらくはずです。

ちなみに、私の周りには数人TOEICが860点以上の友達(留学経験なし)がいましたが、彼らは全員就職活動を満足に終えていました。

就職活動のためだけでも、TOEICを勉強することを私はオススメします。

TOEIC900点取るには?!
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Nickey

Nickey

愛知県出身で、現在はベトナムのフエに在住。デンソーやNTTデータベトナムを経て、ベトナム法人 HD Global Consulting Co.,Ltd, を設立。 ベトナムから東南アジアを中心とした世界の面白いや少し役に立つ情報を発信しています。ベトナム人の妻を持つパパであり、日々ベトナム語と格闘中。

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